セロイの「信念と気合」
会長の「利益と競争」
「店とは人だ」と、どこまでも周囲の人を大切にするセロイとは相反して、信念だけでは利益は得られないと、他者を利用してまでも自社の利益を追求する会長。
会長が余命わずかと知り、動揺を隠せないスア。
会長の部屋に押しかけるスアへ会長からの言葉。
君みたいに有能が人が
【梨泰院クラス】第14話より
なぜ俺から離れられないのか
分かるか?
奴隷根性だ
俺の思いどおりに
飼い慣らされたのさ
周りの人々を
力で押さえつけ
俺は飼い慣らした
そういう人々は
何でも言うことを聞く
だから軽蔑している
君への最後の感情が
軽蔑でいいのか?
"奴隷根性"
絶対的な上司とその部下の関係をうまく表現しているなと。。
会長が言いたいことを深堀りすると、
飼い慣らした自分よりも、
飼い慣らされていると気づいていない君たち社員に問題があるのではないか、ということではないだろうか。
だからこそ最後、自分の死が近いと知り、スアに本心を打ち明けたのだと思う。
強さを誇示することで優越感に浸っていた会長。
娘のように可愛がっていた部下への、せめてもの親心とでもいうのだろうか。
「奴隷根性」
言いえて妙な表現だ。
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