夢想家で理想主義者の主人公。
「信念と気合い」を何よりも大切にしている主人公。
それに巻き込まれる周囲。
始めは面倒くさいと感じながらも、しだいに、その主人公セロイの魅力に、皆が引き込まれていく。
物語の中で、セロイが語る、印象的なことば。
1回だけ?
【梨泰院クラス】第3話より
今1回、最後に1回、もう1回
一瞬は楽になる
だけど
繰り返すうち
人は変わる
未成年のイソがいるということで、行きたい店への入店を拒否されてしまったイソ、グンスとその先輩メンバー。
そんなとき、偶然見つけたのがセロイの店。
イソの身分証明書を見て不審に思うも、赤字続きの店を助けようと、見て見ぬふりをしてしまう従業員のスングォン 。
未成年(イソ)を店に入れたことで通報され、セロイの店に警官がやってくる。
警察所で事情を説明するセロイたち。
そこに、グンスの保護者としてグンウォンが現れ、営業停止になりそうなセロイたちを「助ける」と言い出す。
「チャン常務(グンウォン)の友人なら」と便宜を図ろうとする警官。
かつて、正義感のある警官になることを夢見ていたセロイは、自身の描いていた理想像と相反するその警官の態度に怒りをあらわにする。
未成年を入店させたことは事実だから、法的措置をとってくれと、グンウォンの助けを拒み、2か月の営業停止を余儀なくされることに。
そんなセロイの態度に納得がいかないイソ。
店が潰れるよりプライドが大事なのかとセロイに突っかかる。
営業停止になるぐらいなら、1回だけ我慢して助けてもらえばいいのでは?、と詰めよるイソ。
イソへのセロイの返答。
1回だけ?
【梨泰院クラス】第3話より
今1回、最後に1回、もう1回
一瞬は楽になる
だけど
繰り返すうち
人は変わる
習慣が人を形成する、なんて言葉もあるように、一度自分を甘やかしてしまったら、
そこから抜け出すことは困難。そして知らないうちに甘やかしていたことも忘れて、
それがいつしか本当の自分になってしまうんだろうな、と思うのです。