「自分主体の人生」
大きくて無謀にもみえる夢の実現を約束するセロイとイソのシーン。
私は
愛も成功も手に入れるわ
夢を他に委ねないし
お母さんの夢も背負わない
自分主体の人生を
生きるつもりよ
【梨泰院クラス】第6話より
そう言って、家を出たイソ。
ランニング中のセロイに橋の上で出会う。
いい大学に入り、家柄のいい男と結婚して欲しいと願うイソの母。
母親の望みのように生きてあげられなくて、母を泣かせたとセロイに語る。
大学を蹴ってまでも、
イソがタンバムで働いていることを知っているセロイはこう釈明。
お前が必要だし
いい会社に就職することが
お母さんの望みなら
いつかタンバムは
最高の就職先になると思う
身勝手な考えかな?
【梨泰院クラス】第6話より
その返答に、慰めを感じるイソはこう問う。
「夢の大きさが、その人の器を決める」
発言に責任を持つ?
口から出任せじゃ?
【梨泰院クラス】第6話より
そう発言するイソに対して、ためらうことなくおどけて見せるセロイ。
そして、二人は外食業界で1位になるという、大きな夢の実現を誓うのだった。
身勝手で無謀でバカげている言葉も、
セロイが発すると、なぜか周囲は共鳴してしまい、応援したくなる。
「梨泰院クラス」という作品を通して感じるメッセージは、「主体」。
人生は自分が主体でなければならないということ。
自分は自分であり、他人を納得させる必要はないということ。
信念を持つこと。
それを支えるために、他者に何を言われようとも揺るがない強い心を持つこと。
自分の行動に責任を持つこと。
仲間を大切にすること。
そうして後悔のない人生を送ること。
その大切さを伝えてくれている物語だと感じています。
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