独学で韓国語の勉強を始めたたのはいいのですが、テキストが難しくて挫折。
それでも独学を貫くべく、「独学モチベーション学習計画」を実行。
韓国語の勉強を再開し、ハングル検定5級に合格するまでの道のりをご紹介します。
きっかけ
韓国ドラマが好き
ずばり、「韓国ドラマを字幕なしで観たい」が、最初のきっかけです。
作品そのままの形で鑑賞したいと思い、勉強することにしました。
独学はじめる
書店の韓国語コーナーで「おすすめ」と紹介されており、Amazonでも高評価の「できる韓国語 初級I」で学習を始めたのですが、途中で挫折・・・。
テキストとしては良い素材なのでしょうが、まったくの初学者が、ひとりで進めるののは難しいです。
とはいえ、このテキストでハングルの基本的な読み書き(日本語でいう「あいうえお」)を学べたのは後の学習につながっていると思っています。
独学、一度は挫折
独学かスクールか
「できる韓国語 初級I」を挫折してから、「独学では無理なのでは、スクールに通おうかな」「基本ははスクールで学んだほうが効率的なのでは?」とも考えました。
そして、いくつかのスクールの見学もしました。
しかし、スクールに通うとなると、時間の拘束があるし、お金もかかる。
ということで、やはり独学で韓国語を勉強する方法を考えようと思いました。
モチベーションを保つために
独学モチベーション学習計画
「できる韓国語 初級I」を挫折したのは、独学では難しかったから、独学では無理なのでは、と思ったのは間違いなくそうです。
ですが、ゴールが明確でないので、モチベーションが保てなかったことも一因だと気がつきました。
それが、勉強をする目的だとして、でもそれを目標としても、漠然としすぎていてモチベーションが保てなかった。
だから、実現可能で明確な目標(ゴール)を立てようと思いました。
独学でモチベーションを保つための方法、その1
目標を明確に
まずはハングル能力検定試験5級合格だ!
ハングル能力検定5級合格を目標にすることにしました。
そこで、ハン検5級対策の問題集と、文法を確認するためのテキストを入手しました。
これが試験3か月ちょっと前です。
用意したテキスト
ハングル検定5級対策として、
文法を確認するために、
まずは、この2冊を準備しました。
5級問題集、最初は歯が立たず
さて、勉強はじめましょうか。
ということで、ハングル能力検定試験5級実戦問題集に取り組もうとしたのですが、
まったく歯が立たない・・・
これが最初の印象でした。
韓国ドラマが好きでほぼ毎日観ているし、まあなんとかなるんじゃない、5級だしね、と甘くみてました。
5級に合格する単語力が足りていないことに気が付いたのです。
基本中の基本、単語から
用意したのは、
hanaの韓国語単語〈入門・初級編〉ハン検4・5級レベル CD-ROM付き
このテキストを準備したのが、ほぼほぼ試験3か月前。
アルクの「改訂版キクタン韓国語初級編」とどちらか悩んだのですが、
Amazonのレビューなどを参考に、hanaの韓国語単語にしました。
hanaの韓国語単語は、
というものです(5級5週間、4級6週間)。
音声は、見出し語(韓国語)→メイン訳(日本語)→例文(韓国語)の順に収録されています。
また、単語の分け方は、家族関連、食べ物、など関連する単語でまとめられているので、使いやすいです。
私は、無印良品の「週刊誌4コマノート・ミニ」の、左側に韓国語の単語を、右側にその意味を日本語で記入する、という方法で学習しました。
何らかの形で、勉強した形跡を残せることができたなら、今後のモチベーションにも、喜びにもつながると考えたからです。
独学でモチベーションを保つための方法、その2
勉強した足あとを、形にして残す
こうして3か月ほど、単語を勉強しました。
すると、
韓国ドラマのセリフに出てくる単語が、以前より、圧倒的に聞き取れるようになりました。
独学でモチベーションを保つための方法、その3
日々の生活で、学習の成果を感じる
5級問題集、再チャレンジ
ハングル能力検定試験5級の1か月前から、単語と並行して、5級問題集に取り掛かりました。
単語を勉強したのが功を奏したのか、今回は手ごたえがありました。
こういう瞬間は「プチ幸せ」→「モチベーションにつながる」です。
この「ハングル能力検定試験5級実戦問題集」ですが、2色刷りで、画像や装飾はほぼないので、味気ないといえば味気ないのですが、内容は充実しています。
問題数が多く、模擬テストも2回分掲載されています。
また、
✔ 発音変化する単語
→ 鼻音化、激音化、濃音化
✔ 語彙リスト
→ 名詞、動詞、など
✔ 連語リスト
→ 例)車に乗る、傘をさす、お金をおろす、味をみる
✔ 助詞一覧
→ ~を、~に、~で、~から、など
✔ 漢数詞と固有数詞
→ 日本語でいうところの、「いち、に、さん・・・」と「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」
✔ 単位名詞
→ - 階、 - 個、 - 冊、 - 匹、 - 枚、など
5級出題の連語リスト、5級に出てくる助詞一覧、など、試験前に確認しておきたい事項が、まとまっています。
すでに単語力がある程度あるばあい、この一冊と過去問で、5級は合格できるといえるほどの、充実した内容です。
試験までにこの問題集を2~3回ほど、繰り返して解きました。
過去問を解く
試験一週間前から、過去問6回分を、2回ほど繰り返しました。
過去問を解くことによって、試験の流れ、試験の傾向を知ることができるのは大きな収穫です。
(これはハン検に限らずですが・・・)
この過去問題集は、1冊に2回分が収録されています。
1冊2回分で1760円なので、「高!」なのですが、
「問題」のあとに掲載されている「解答」では、問題とすべての選択肢に日本語訳がついており、
ところどころに「ポイント」として、役立つ情報が掲載されており、充実しています。
ハン検5級の勉強をしてよかったこと
「継続と短期集中」の、「短期集中」の時間を取れたこと
語学の習得において、短期に集中して学習する期間と、継続して学習することが大切だとどこかで聞いたことがあります。
特に試験前の1週間、この「短期に集中して学習する期間」を持てたことで、知識の定着を図ることができたように思います。
試験終了後の達成感
集中して勉強し、試験が終わったときの達成感と開放感。
この気分は、何事にも代えがたき「プチ幸せ」な瞬間です。
合格通知はやはり嬉しい
合格率が高く(だいたい75~88%)、きちんと対策していれば合格できるハン検5級。
それでも、「合格」という証書を手にすることは、喜びであり、今後の勉強のモチベーションにつながっています。
今回はibt受験で、「聞き取り」では画面がなかなか表示されなかったり、音声が途中で途切れたり、音声を再生するボタンが押せなかったりと、ヒヤヒヤしましたが、合格できてなによりです。
独学でモチベーションを保つための方法、その4
どんなに小さなことでも、「達成感」を味わう
まとめ
モチベーションを保つために
独学での学習は、モチベーションを保てるかどうか、がとても大切だと思っています。
そのためには、明確で、実現可能な目標を設定すること。
それが、最終的な目的を達成するための、一番の近道だと感じています。
ハングル検定5級の合格で、目的を達成できたわけではないですが、独学で韓国語の勉強をあきらめかけた私にとって、独学で学習を再開し、検定合格を果たせたことは、新たな道が開けたような、そんな感じがしています。
今後の予定
ハングル検定4級合格を目指す!
と同時に、
初めの独学で挫折した「できる韓国語 初級I」が、どのくらい理解できるのか、試してみたいと思っています。
継続は力なり!