在宅で映像翻訳が学べる映像翻訳Web講座ベーシックコース、完走しました。
「1000時間ヒアリングマラソン」など、数多くの語学学習教材を提供しているアルクと、
日本映像翻訳アカデミー(JVTA)が提携、提供している講座です。
はじめに
「映像翻訳Web講座ベーシックコース」を選んだ理由
「English Journal」など、品質の高い語学の学習教材を提供している「アルク」と、
日本で最も多くの映像翻訳家を育成している「日本映像翻訳アカデミー(JVTA)」がタッグを組んだ講座だからです。
最初の送付物
最初に「コースガイド」と「ハンドブック」が郵送されてきました。
それ以外は、課題提出や質問など、すべてが「manaba」という受講生専用サイトで完結するので便利です。
映像翻訳Web講座ベーシックコースの内容
3か月で、全6回の課題を提出するもので、
内容はショートフィルムと自然ドキュメンタリーです。
「フィクション」「ノンフィクション」をそれぞれ体験
第1回、2回、3回はショートフィルムの字幕翻訳が課題で、
第4回、5回、6回は自然ドキュメンタリーの字幕翻訳、吹き替え翻訳に挑戦します。
ショートフィルムの翻訳
第1回~3回の課題は、オーストラリアで作成された「Charmed Robbery」という、約5分のショートフィルムです。
恋愛とコメディの要素がうまく取り入れられており、ほっこり楽しめる素材です。
日常会話を翻訳する、というイメージです。
ドキュメンタリーの翻訳
第4~6回では、カナダで作成された、動植物を紹介する、ノンフィクション番組の翻訳に挑みます。
このドキュメンタリー翻訳の第4回では、字幕翻訳ではなく、ボイスオーバー(吹き替え翻訳)に挑戦します。
このドキュメンタリー番組では、自然愛好家が現地で紹介する、珍しい動植物の生態や特徴についての解説を翻訳することが課題です。
課題提出
課題提出や質問など、すべて「manaba」という受講生専用サイトで行います。
提出した課題には、毎回異なる講師からのフィードバックがあり、質問も可能です。
添削済み解答用紙と併せて、「訳例と解説」「全文訳」が送られてきます。
さらに、翻訳トラの巻と称したコラム(映像翻訳のコツ、などなど)もあり、充実した内容です。
課題以外にも、自習ドリルと称した、
「裏取り作業 (リサーチ)(調べもの編)」と
「語彙のバリデーションを増やす、正しい用法を確認する(日本語編)」
の宿題があります。
これらは、提出義務はありませんが、実現場で、映像翻訳者としてどのような作業が必要なのかを知ることができます。
まとめ
最初に送られてくるハンドブックには、映像翻訳者を目指すにおいて必要とされる素質やルールが凝縮されています。
この1冊で、映像翻訳の概要はつかめます。
本講座のよかった点
映像翻訳Web講座ベーシックコースを終えて、良かった点は、
です。
こんな方におすすめです
映像翻訳ってどんな世界なのか知りたい、
仕事などの関係で、時間と場所を選ばない学習をしたい、
自分のペースで学習を進めたい、
という方にはピッタリの講座だと思います。